簿記1級の合格率は?
合格率10%台。数字だけ見ると絶望的ですが、落ち方には偏りがあります。
日商簿記1級の合格率は、おおむね10〜15%台で推移しています。低い理由は問題の難しさだけでなく、4科目それぞれに足切りがあるためです。合計で70点を超えていても、1科目でも10点未満なら不合格になります。つまり合格率の低さの相当部分は「1科目の取りこぼし」で説明できます。
23資格の中で、どのへんか
軸を選ぶと並び替わります。日商簿記1級を他の資格と同じものさしで見たときの位置です。
日商簿記1級は23資格中 22位(合格率 約10%)
- 1介護福祉士約70〜85%やや易〜標準
- 2FP3級(3級FP技能検定)約70〜80%やさしい
- 3証券外務員一種73.1%(2025年度)やさしい〜標準
- 4情報セキュリティマネジメント試験約70%やさしい〜やや易
- 5証券外務員約60〜70%やさしい〜標準
- 6第一種電気工事士試験学科約50〜60%/技能約60〜65%ふつう〜やや難しい
- 7ITパスポート試験約50%やさしい
- 82級ボイラー技士免許試験約50%前後ふつう
- 9衛生管理者(第一種)約45%やさしい〜標準
- 10登録販売者約40〜50%標準
- 11日商簿記3級約40〜50%やさしい
- 122級ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP2級)学科・実技とも幅があり約40〜50%ふつう
- 13第二種電気工事士約40〜45%やさしい〜標準
- 14基本情報技術者試験約40%やや易〜標準
- 15危険物取扱者 乙種第4類約30〜40%やさしい〜標準
- 16第三種冷凍機械責任者試験約30〜40%(年により変動)ふつう
- 17保育士約20〜25%標準〜やや難
- 18日商簿記2級約15〜30%やや難
- 19応用情報技術者試験約20〜23%やや難しい
- 20ケアマネジャー(介護支援専門員)約10〜20%やや難〜難
- 21行政書士約10〜15%難
- 22日商簿記1級約10%難しい
- 23社会保険労務士試験約6〜7%難関
並べ替えは各試験ガイドの数値(合格率・勉強時間)を範囲の中央でそろえたものです。 範囲や注記はそのまま右に出しています。合格率は回ごとに動き、 受験者層も試験ごとに違うので、横並びの数字だけで難しさは決まりません。
合格率が低い3つの理由
平均値の裏側にある構造を見ます。
1科目で終わる。
合計70点を超えていても、10点未満の科目が1つあれば不合格です。
4科目を同時に維持する。
学習期間が長いため、最初にやった科目の記憶を保つ設計が要ります。
時間内に終わらない。
処理量が多く、時間切れで足切りにかかるケースがあります。
合格率より見るべき数字
見るべきは合計点ではなく、最低点の科目です。模試で4科目すべてが15点を超えていれば、本番の取りこぼしがあっても足切りにはかかりません。合格率という平均値ではなく、自分の最低点を指標にしてください。
数字に振り回されないための確認
- 模試は合計より、科目別の得点を先に見る。
- 10点台前半の科目が残っているうちは、そこを最優先にする。
- 各科目15点を目標にすると、本番の取りこぼしに耐えられる。
- 最新の合格率は商工会議所の発表で確認する。
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よくある質問
簿記1級の合格率は?
おおむね10〜15%台で推移しています。回によって変動します。
なぜこんなに低いのですか?
4科目すべてに足切りがあるためです。合計70点を超えていても、1科目でも10点未満なら不合格になります。
相対評価ですか?
合格基準は70点以上かつ各科目10点以上という絶対基準です。ただし出題の難易度により合格率は変動します。
年に何回受けられますか?
統一試験は年2回です。
出典:日本商工会議所 簿記検定。数値は目安であり、最新は公式情報をご確認ください。
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