社労士の選択式と「足切り」
択一式は積み上げれば届きます。社労士試験で最後まで読めないのは、選択式の足切りです。
社労士試験の選択式は8科目×5点=40点満点で、各科目に原則3点以上という基準点があります。1科目あたり5問しかないため、3問落とせばその時点で基準点割れ=不合格です。択一式のように他科目で補えないため、社労士試験でもっとも事故が起きやすいのがこの選択式です。
足切りはこう起きる
選択式で崩れるパターンは、だいたい決まっています。
労一・社一で沈む。
範囲が広く対策しづらいため、ここで2点以下になる人がもっとも多い科目です。
見慣れない言い回し。
条文そのままの表現で問われると、意味は分かっていても語が出てきません。
数値の空欄。
期間・割合・年齢など、うろ覚えの数字がそのまま失点になります。
3点を確保する考え方
選択式は満点を狙う試験ではありません。5問のうち「確実に取れる2問」と「消去法で残せる1問」を作れば基準点に届きます。条文の頻出語と数値を、択一式の学習と切り離して別枠で仕上げるのが有効です。
選択式の事故を減らすチェックリスト
- 労一・社一は深追いせず、頻出の統計・法令名だけを確実にする。
- 条文の頻出語(「その他」「政令で定める」など)を空欄想定で覚える。
- 期間・割合・年齢の数値は、科目横断で一覧にして直前に確認する。
- 模試では総得点でなく、選択式の科目別最低点だけを見る。
出題の内訳
公開中の問題を分野別・テーマ別に数えたものです。
社会保険労務士試験の公開問題 2,100問を集計分野別の出題比率
頻出テーマ
- 一般保険料・メリット制10問
- 保険料の負担・控除10問
- 保険関係の成立10問
- 保険関係の消滅・事業の一括10問
- 労働保険事務組合10問
- 印紙保険料10問
- 概算保険料10問
- 特別加入保険料10問
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よくある質問
選択式の足切りとは?
科目別の基準点(原則3点以上)のことです。1科目でも下回ると、総得点が合格ラインを超えていても不合格になります。
何問落とせますか?
1科目5問のうち2問までです。3問落とすと基準点割れになります。
どの科目が危険ですか?
労務管理その他の労働に関する一般常識(労一)と社会保険に関する一般常識(社一)です。範囲が読めず、対策しづらい科目です。
救済されることはありますか?
難化した科目は基準点が2点に引き下げられることがあります。ただし年度によるため、前提にはできません。
出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト。数値は目安であり、最新は公式情報をご確認ください。
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