第一種電気工事士の技能試験
技能試験は「知らない問題」が出ません。出るものが分かっている試験で落ちる理由は、ひとつだけです。
第一種電気工事士の技能試験は、事前に公表された候補問題の中から1題が出題されます。範囲が確定しているため、落ちる原因のほとんどは知識ではなく練習不足です。第二種と比べると高圧部の施工やKIP電線の扱いが加わり、作業量が増えるため、時間内に完成させられるかが最大の関門になります。
技能で落ちる3つの理由
範囲が分かっているのに落ちるのは、ここです。
時間内に終わらない。
第二種より作業量が多く、複線図で迷うと確実に足りなくなります。
欠陥が1つ残る。
判断基準は公表されています。完成しても欠陥が1つあれば不合格です。
高圧部で手が止まる。
KIP電線や変圧器結線など、第二種で扱わない作業が入ります。
練習の組み立て方
まず全候補問題の複線図を、工具を持たずに書けるようにします。複線図で迷わなくなってから実作業に入ると、練習1回あたりの効果が大きく変わります。仕上げは必ず時間を計り、本番と同じ条件で通してください。
技能試験のチェックリスト
- 全候補問題の複線図を、見ずに書けるようにする。
- 実作業は時間を計り、本番と同じ工具・条件で通す。
- 欠陥の判断基準を一度通読し、自分の癖を洗い出す。
- 高圧部(KIP・変圧器結線)は回数を多めに確保する。
出題の内訳
公開中の問題を分野別・テーマ別に数えたものです。
第一種電気工事士の公開問題 1,010問を集計分野別の出題比率
頻出テーマ
- コンデンサ / オームの法則4問
- 三相交流 / 交流実効値4問
- 三相交流 / 電圧降下4問
- 低圧屋内配線4問
- 過電流継電器 / シーケンス制御4問
- 遮断器4問
- 電圧降下4問
- LED照明 / 変圧器3問
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よくある質問
技能試験の候補問題は事前に分かりますか?
はい。試験前に候補問題が公表され、当日はその中から1題が出題されます。
何回くらい練習すればいいですか?
回数より「時間内に欠陥なく完成できたか」で判断してください。全候補問題を最低1回は通しで仕上げるのが目安です。
欠陥が1つあると不合格ですか?
はい。欠陥の判断基準は公表されているため、事前に確認しておいてください。
第二種の練習と何が違いますか?
KIP電線の扱いや変圧器結線など、高圧部の作業が加わります。作業量も増えるため、時間管理がより重要になります。
出典:電気技術者試験センター(ECEE)。数値は目安であり、最新は公式情報をご確認ください。
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